サークル活動について考える(3)
2006年5月20日 学校 コメント (2)さて、やる気がない人ですが、実は、外因的な要因もあります。
まず、以前、サラリーマンNEOで、「今時の若者には、すべて肯定で対処するのが効果的なんですね。」と言っていたという話題を書いたと思います。
実は、今の学生も「今時の若者」なのです。
今時の若者は、自分を否定されることを嫌がります。そして、肯定されれば嬉しく思います。
しかし、私は、別に、これは今時の若者に限ったものではないとは思います。
誰だって、自分を肯定されれば嬉しいでしょうし、否定されれば、ムッとするでしょうし、ショックも受けると思います。
最近の若者は、それが如実に現れているだけです。その1つの原因は、我慢を知らないからだとは思います。しかし、これは現実です。
そして、これは、先日書いた青少年健全育成の問題にもつながります。
さて、その中で、サークルで活動をしていると、意外と理由を告げられず、全否定をされることが多いのです。それも、内部からの否定ではなく、外部からの否定が多いのです。
内部からの否定ですと、簡単に理由を尋ねることもできますし、そうでなくても、一緒に活動をしている人の意見ですので、受け入れることができるとと思います。
しかし、外部からの否定ですと、理由も尋ねにくいですし、意見を受け入れることにも抵抗があります。
ところで、この外部からの否定はどこから来るのか?
大学からくることもあります。しかし、それ以上に、そのサークルのOB、OGからの否定が多いのです。
もう卒業してしまった、文字通り古い人間が、好き放題に今のサークル活動に文句を言ってきます。
もちろん、気持ちはわかります。
私自身、高校に遊びに行ったときは、色々言いたくなりますし、実際に言ってしまいます。
しかし、そのとき、必ず気をつけることは、絶対に彼らに強制しないことです。あくまで、私個人の考えであって、参考くらいにはして欲しいけど、決めるのは君達だからということを、前面に押し出すようにしています。
以前書いたように、現実問題、文句を言うOB、OGの方が活動をしていた当時のような活動はできません。
それは、もちろん、人数の問題もありますが、それ以上に、時代が変わってしまっているのです。
具体的に言えば、法律も変わっていますし、世間の目も変わっています。
その中で、はっきり言って、私は、その当時の活動を維持する意味もなければ、維持する必要もないと思います。
そして、こういった背景の中で、実際、やり方を変えようとする人もいるでしょう。しかし、そういった人は、内部の人間だけではなく、外のOBやOBからも妨害されます。
逆に、先日書いたように、体裁を保つために、活動をしている人も、そのままの体制を保てるわけがないので、やはり、OB、OGから叩かれます。
そして、面白いことに、このOB、OGの文句にきちんとした説明責任を果たせている人は、ほとんどいません。
私個人の考えとしては、いつまで経っても、大学のサークルに干渉してくるような人は、はっきり言って、成長できていない証拠です。
そんな人が、自分の頃とは時代が変わってしまっていることや、説明を上手くできる能力があるはずがありません。なんたって、なぜそうなのかを知らず、単純に、自分がやっていたから、やるべきだとしか思っていないからです。そのすべきことにどんな理由があるかなんてことは、考えたことがないのです。
逆に言うと、成長できていないから、大学のサークルなんてものに、いつまで経っても干渉するのです。はっきり言って、ガキなんです。
そうは言っても、本当に、そのサークルのことを思って、言ってくださっている方もおられるとは思います。
しかし、そういった方は、おそらく、きちんと成長できている方だと思うので、きちんと説明できる能力もあるでしょうし、説明できていると思います。
本当に、自分の所属していたサークルが好きな方は、その事情もよくわかっていると思います。その中で、頑張ればできることは求めてくると思います。それに、もし、無茶を言われても、それが、できないことを、今の学生が、きちんと説明できれば、わかってくださるはずです。
もちろん、学生のほうにも、説明責任があるのです。
しかし、成長しきれていない、駄目OBが、無茶なことを言っていることも事実です。
こういった、駄目OBに対しては、良識をわきまえたOBが、きちんと対応していただきたいものです。
そして、そういったしょうもないOBに対しても、自分の意見や考えを貫ける、確固たる意思が、今の学生にも必要なのです。
続く
最後に、暇つぶしの達人さん。リンクありがとうございます。
まず、以前、サラリーマンNEOで、「今時の若者には、すべて肯定で対処するのが効果的なんですね。」と言っていたという話題を書いたと思います。
実は、今の学生も「今時の若者」なのです。
今時の若者は、自分を否定されることを嫌がります。そして、肯定されれば嬉しく思います。
しかし、私は、別に、これは今時の若者に限ったものではないとは思います。
誰だって、自分を肯定されれば嬉しいでしょうし、否定されれば、ムッとするでしょうし、ショックも受けると思います。
最近の若者は、それが如実に現れているだけです。その1つの原因は、我慢を知らないからだとは思います。しかし、これは現実です。
そして、これは、先日書いた青少年健全育成の問題にもつながります。
さて、その中で、サークルで活動をしていると、意外と理由を告げられず、全否定をされることが多いのです。それも、内部からの否定ではなく、外部からの否定が多いのです。
内部からの否定ですと、簡単に理由を尋ねることもできますし、そうでなくても、一緒に活動をしている人の意見ですので、受け入れることができるとと思います。
しかし、外部からの否定ですと、理由も尋ねにくいですし、意見を受け入れることにも抵抗があります。
ところで、この外部からの否定はどこから来るのか?
大学からくることもあります。しかし、それ以上に、そのサークルのOB、OGからの否定が多いのです。
もう卒業してしまった、文字通り古い人間が、好き放題に今のサークル活動に文句を言ってきます。
もちろん、気持ちはわかります。
私自身、高校に遊びに行ったときは、色々言いたくなりますし、実際に言ってしまいます。
しかし、そのとき、必ず気をつけることは、絶対に彼らに強制しないことです。あくまで、私個人の考えであって、参考くらいにはして欲しいけど、決めるのは君達だからということを、前面に押し出すようにしています。
以前書いたように、現実問題、文句を言うOB、OGの方が活動をしていた当時のような活動はできません。
それは、もちろん、人数の問題もありますが、それ以上に、時代が変わってしまっているのです。
具体的に言えば、法律も変わっていますし、世間の目も変わっています。
その中で、はっきり言って、私は、その当時の活動を維持する意味もなければ、維持する必要もないと思います。
そして、こういった背景の中で、実際、やり方を変えようとする人もいるでしょう。しかし、そういった人は、内部の人間だけではなく、外のOBやOBからも妨害されます。
逆に、先日書いたように、体裁を保つために、活動をしている人も、そのままの体制を保てるわけがないので、やはり、OB、OGから叩かれます。
そして、面白いことに、このOB、OGの文句にきちんとした説明責任を果たせている人は、ほとんどいません。
私個人の考えとしては、いつまで経っても、大学のサークルに干渉してくるような人は、はっきり言って、成長できていない証拠です。
そんな人が、自分の頃とは時代が変わってしまっていることや、説明を上手くできる能力があるはずがありません。なんたって、なぜそうなのかを知らず、単純に、自分がやっていたから、やるべきだとしか思っていないからです。そのすべきことにどんな理由があるかなんてことは、考えたことがないのです。
逆に言うと、成長できていないから、大学のサークルなんてものに、いつまで経っても干渉するのです。はっきり言って、ガキなんです。
そうは言っても、本当に、そのサークルのことを思って、言ってくださっている方もおられるとは思います。
しかし、そういった方は、おそらく、きちんと成長できている方だと思うので、きちんと説明できる能力もあるでしょうし、説明できていると思います。
本当に、自分の所属していたサークルが好きな方は、その事情もよくわかっていると思います。その中で、頑張ればできることは求めてくると思います。それに、もし、無茶を言われても、それが、できないことを、今の学生が、きちんと説明できれば、わかってくださるはずです。
もちろん、学生のほうにも、説明責任があるのです。
しかし、成長しきれていない、駄目OBが、無茶なことを言っていることも事実です。
こういった、駄目OBに対しては、良識をわきまえたOBが、きちんと対応していただきたいものです。
そして、そういったしょうもないOBに対しても、自分の意見や考えを貫ける、確固たる意思が、今の学生にも必要なのです。
続く
最後に、暇つぶしの達人さん。リンクありがとうございます。