今日は、少々マニアックな話になります。

少年マンガで、人気のあるアニメ化されたマンガ。

古くは、
・宇宙戦艦大和
・北斗の拳
・ドラゴンボール
・聖闘士星矢
・キン肉マン
・シティーハンター
・ガンダム

最近では、
・ONE PIECE
・遊戯王
・ブリーチ
・犬夜叉

などなど。

一方、少女漫画では、

・ベルサイユの薔薇
・セーラームーン
・怪盗 セイント・テール
・魔法騎士レイアース
・カードキャプター さくら
・こどものおもちゃ
・ママレード・ボーイ
・NANA
・花より男子

などなど。

こう書くと、ある種の特徴が見えてきます。

少年漫画では、戦い、冒険と言ったものが前面に押し出されています。(あるいは、エロ)

しかし、少女漫画では、LOVEを前面に押し出しています。そして、いくら戦い、冒険をメインストーリーにしても、LOVEがかなりのウェイトを占めていることがわかります。

それは、どんなに子ども向けの話でも同じで、少女漫画系列では、必ず好きだ嫌いだという話が必ず絡んできます。
一方、少年漫画系列では、一切、好きだ嫌いだという内容が出ないことが多く、出たとしても、あくまでギャグの範囲内であるか、あるいは、エロを前面に押し出したものなります。
つまり、純粋な好きだ嫌いだと言う話は、一切出てこないと言っても過言ではありません。

少年漫画と少女漫画では、そんな面白い傾向が出てきます。

また、単純に少年漫画誌と少女漫画誌をペラペラめくってみても、少年漫画雑誌では、冒険や戦いをしているものがほとんどですが、少女漫画雑誌では、普通の中学生、高校生が、好きだ嫌いだとやっているものがほとんどではないでしょうか?

もう1つ。少年漫画の主人公は、この地球にいないことが少なくない(つまり、違う次元で話が進む)ですが、少女漫画では、ほとんどの場合が普通の中高生、あるいは普通の中高生が何らかの理由で特別な状態に陥るというストーリーが多いです。

以上のことから、何が言えるかと言いますと、少年は、現実離れした夢の世界を旅する漫画を求め、少女は、現実とリンクした世界で、好きだ嫌いだとやる漫画を求めているのです。

面白いですね。

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