DVD バンダイビジュアル 2002/11/25 ?3,990 臼井儀人原作のTVアニメの、2001年公開の劇場版第9作。 突如出現したテーマパーク「20世紀博」で、大人たちは現実の生活を投げ出し、童心にかえって楽しんでいた。だがその裏には、絶望の21世紀を捨て、希望に満ち溢れていた20世紀を永遠に存続させようとする、秘密結社イエスタデイ・ワンスモアの計画があった。このままずっと20世紀…

先日、TVでやっていたのを見ました。

舞台は20世紀博。

20世紀を懐かしむ大人たちが、洗脳され、20世紀を求めて姿を消していく…
そんな話です。

この話は、子どもよりも大人が見るように創られてしまった作品だそうで、子どもを連れてきた親が、子どもそっちのけでボロボロ泣いていたそうだ。
後日、もう一度うっとおしい子どもを家において、大人だけで見にきていたそうな。(NHK情報)

戦後の20世紀は、東京オリンピック、大阪万博と、大きなイベントがありまして、大人たちは、それらが共通言語となっていて、とりあえず、その話をしておけば、会話ができるというイメージがあります。

でも、実際、そのような傾向があるようで、私の両親などは、その話が大好きなようです。

で、そういう話を聞いていると、自分達の世代に、そんなお祭りはあったのだろうか?

長野オリンピックも、サッカーのワールドカップ、花博、地球博も、イマイチ記憶にない。私にあっても、周りにない。周りにあっても私にない。
う〜ん…私達の世代は、懐かしさによる洗脳は無理なのかもしれません。と考えたり。
寂しいような、悲しいような…

それも、最近の個性を大事にする傾向の副産物だとは思います。個性を大事にすることは、良いことではあるのですけれども。

ところで、三丁目の夕日でも感じるのですが、夕焼けの色が違うんです、今と。
あれが不思議で、あの夕日の色を見ると、なぜか懐かしくなる…
今と昔では、夕日の色が違っているのでしょうか?
昔の方が、夕焼けが赤かった?

科学的に考えますと、空気が汚いほど、夕焼けは赤くなりますので…高度経済成長のころの空気は、汚かった?ということ?でも、それなら納得できます。行動経済成長期よりは、フィルターや規制のおかげで空気が綺麗であるような気はします。

謎です。

コメント

せん
せん
2006年10月1日22:16

オトナ帝国見ましたー!
何度見ても泣けます。うちも両親が、20世紀博のシーンを懐かしそーに見てました。
いやでもほんとにあれ大人向けの映画ですよね。

個人的に長野オリンピックはすごく記憶に残っています。
当時小4だったんですが、先生が授業中断して、テレビつけて日の丸飛行隊(ジャンプのやつ)みんなで見て盛り上がってました。原田ーーー!とか叫んで。金メダル取ったとき本当嬉しかったのを憶えています。
あとは…私もいまいち記憶にないです。笑
愛知万博もそこまで盛り上がらなかったですよね。大阪万博に行った父曰く、「愛知万博はそこまで珍しいと思うものがない、あんまりときめかない」そうで…。確かに今の時代、ロボット見ても、ふーん、すごいなーとしか思わなくなっちゃったしな…。ないものがない時代、とでも言いましょうか…。
でも父が当時「月の石」をみるために何時間も並んだ、なんて話を聞くと、少しうらやましく思ったりします。
目ぇキラキラさせてたんでしょうね。笑

でも私たちも将来年を取ったら、今の時代のこういうイベントを懐かしく感じたり、ノスタルジーに浸れるようになるのかもしれないですね。笑

夕日が綺麗だったのは高度経済成長のせいなのですか!笑
よく考えたら、いい時代だったとはいえ、公害とかで環境は今より悪かったんですよね?でも当時の人びとは精神的に今より元気というかパワフルというか、そんな気がします。
ほんと謎です。

昔の時代を映画などで見ると、すごく魅力的に感じたり、なんか胸の辺りがキュンとします(笑)もちろん当時を知らないし、物珍しさからくるものだと思うんですが、一種のあこがれに近いものなのかな?とも思ったりします。

こころ
こころ
2006年10月1日23:47

日の丸飛行隊…音の響きだけが記憶に残ってます。懐かしい…
ないものがないとは、全くその通りなのかもしれません。
TV、インターネットで、何でもわかってしまう昨今、それですでに満足してしまっている節があります。

昭和が舞台の映画を見ると、なぜか懐かしくなってしまいます。
昭和の記憶などほとんどないのに…
不思議です。

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