ジーパンは、古いほど味があると言いますよね?

TVなどでも、古めかしい、ボロボロのジーパンをファッションとして履いている人は珍しくありません。

ところで、なぜジーパンはボロボロの方が味があるのでしょうか?

そこで、私なりに考えてみることにしました。

まず、ジーパンは、元々ゴールドラッシュの時の開拓者が履くための作業着として登場しました。

開拓者用の作業着ですから、いくら丈夫な素材、製法を採用していたとしても、いとも簡単に汚れ、破れてしまったことでしょう。
そして、ゴールドラッシュの開拓者です。偏見かもしれませんが、汚れたり、破れたりしたからといって、簡単に買い換えることはできなかったでしょう。

つまり、汚れや傷みは、労働の期間や過酷さに比例していたのではないでしょうか?

ジーパンの汚れや傷みは、履いている人の労働の勲章。

以上を踏まえると、ジーパンが汚れ、破れることには理由があるのです。

つまり、汚れ、破れたジーパンには、その汚れ、破れの数だけ歴史があり、その歴史に対して、私達は味を感じているのではないでしょうか?

先日TVで、ジーパンを人工的に傷める加工をする業者の紹介をしていましたが、そんなのを見ると、何だか本末転倒だなと感じてしまいます。

結果論でしかないのではないでしょうか?

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