四次元と表現すると、8〜9割の人は、ドラえもんが思い浮かぶと思いますが、今回はドラえもんの話ではありません。

例えば、0次元とは点を表し、1次元は(数)直線を表し、2次元は普通のグラフ(平面)を表します。さらに、3次元とは立体を表します。

これらは、全ての次元に距離を置いています。そこで、さらにもう1次元距離を足すとどうなるでしょう?意味がわかりませんよね?想像できません。ですから、ドラえもんの四次元ポケットは、想像できない意味不明な存在として成り立つのです。

しかし、今回の話は、4次元目に時間という次元を足した、4次元を扱います。

はい、多くの人は意味が判らないと思います。それは、わかっています。

簡単に言うと、この今の世界ですね。3次元の空間として高さと幅と奥行きを持った3次元の世界に、私達は存在しています。
例えば、地球は、緯度と経度で、座標(位置)を表現します。これは、GPSで簡単に知ることが出来ます。これが2次元の世界です。
そして、さらに標高を取ることにより、自分の位置が3次元(立体)的に表現できるようになります。

これが、3次元です。

さらに、距離をもう1つ取るとどうなるか?
理解できませんよね?だから、SFなのです。

さて、最後の1次元に距離でなく、時間を取るとどうなるでしょう?
そう、正にこの世界です。

時間と共に物体が動く状態が4次元の世界です。3次元では物体が動きません。

しかし、この4次元目の時間という軸は、一部例外を除いて、人間の力で調節できるものではありません。
早く動かすこともできなければ、戻すこともできません。

今起こったことを、取り消すことも、やり直すこともできません。

だから、私達は、この時間軸を当然のものとしてあまり強く意識していません。

さて、前置きが長くなりましたが、本題です。
しかし、長くなったので、本題は次回にしましょう。

と言うことで、若干、分量的にも余裕があるので、時間軸を自由にできる例をだしておきます。

簡単に想像できるのは、ビデオやカセットテープでしょうか?
好きなときに、早送りと撒き戻しができ、一時停止もできます。

未来とは、本来、想像はできても、絶対にわからない存在です。しかし、ビデオならば、一度見ておけば、この先どうなるのかわかります。何回でも見ることができる。

時間を自由に扱っている証拠です。

時間軸と4次元の世界を理解していただけたでしょうか?

PS.この世界の表し方として、4次元という表現を使う人はあまりいないと思います。実は、この表現は、私が考えたのではなく、高校のときの先生が表現したものです。その話を聞いた後、友人達が私に言った言葉は、「ドラえもんのポケットと時間にどういう関係があるの?」と。この後、私は、上に書いてあるような話を延々として、納得してもらいました。

コメント

小松
2006年9月16日4:40

僕は理系の癖に物理全く(ええそれは全く)やってないんで何とも言い難しですが、量子力学とかの電子の位置確率なんかも4次元の話なんですかね?

こころ
こころ
2006年9月16日18:19

時間と共に変化を起こすものは、四次元なのではないでしょうか?
一番わかりやすいのは、「波」だと思います。

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