日本代表

2006年6月12日 社会
ワールドカップが始まりました。

オリンピックもそうですが、お祭り好きの日本人としては、大いに盛り上がるべきイベントでしょう。

さて、今回のワールドカップの結果は?

マスコミ的な報道は、2勝1分(1敗)で決勝リーグ出場の可能性は十分にあるとのことですが、どうなのでしょう?

トリノもそうなのですが、マスコミが盛り上げすぎて、能力以上の期待をさせておき、駄目だったら、必要以上に残念がる。最近の国際試合には、そういった構図が出来上がっています。
私自身は、お祭りですから、そういった展開にもっていって、お祭りを盛り上げるということ自体には肯定的です。場の空気が、実力以上の力を発揮させるということも少なくありませんから。
しかし、マスコミの駄目なところは、負けた後のフォローをしないということです。

さて、そんなマスコミ批判は置いといて、最近の日本代表のコメントで気になる点があります。

それは、「楽しむ」です。

この言葉、意外と、問題発言なのです。

私も又聞きなのですが、やはり、古い考え方の人は、「楽しむな。税金を使っているのだから、やるからには勝て。勝てないなら行くな」と。

やはり、そうなんでしょうか?

私自身は、オリンピックもワールドカップも、参加することに意義があると思いますので、ドンドン参加していただきたいと思います。
また、スポーツは楽しんでもらいたいと思いますので、「楽しい」とか「楽しめた」とかいうコメントも別に否定するつもりはありません。

ただ、1つ気になる点は、本当に、コメントが、「楽しい」「楽しめた」だけで良いのですか?と問いたいです。

一昔前の選手達は、「皆様のおかげでここまで来ることが出来ました。ありがとうございました。」と口をそろえて言っていました。

ここまでこれたのだって、本人がここまで頑張ったからこそであって、別に視聴者にお礼を言うようなことではないと、当時は思っていました。

しかし、本当にそうなのでしょうか?

どんな人だって1人では生きていけません。いろんな人に助けられることによって生きています。これは、何度も書いてきました。

スポーツ選手だって同じです。いろんな人に助けられ、そして、理解していただけた結果、ここまで頑張ることが出来たのはずです。

さらに、多かれ少なかれ、ワールドカップやオリンピックに出場するにあたり、必ず、税金が投入されていることでしょう。これは、国民全員の理解があってこその結果です。

別に、選手一人の力でここまで来れたとは、とうてい思えません。

もちろん、一番頑張ったのは、選手自身ですので、選手自身が一喜一憂して、スポーツに取り組んで欲しいと思います。
その結果が勝とうが負けようが、本人が納得できるのであれば、それで十分だと私は思います。

コメントだって、今の選手の方が、人間味にあふれているコメントが多くて好きです。
「ちょー気持ちいい」とか「くやしいー」とか。

でも、選手がここまで頑張れたのは、自分だけの力ではないことはきちんと理解して、感謝するところは感謝して、大会に挑んでいただきたいと思います。

と言うことで、頑張れ日本!!

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