人には、様々な気持ちがあります。

例えば、A君の料理が上手なところは好きだけど、A君の字が下手なところは嫌いだったとします。
では、A君のことは好きなのでしょうか?嫌いなのでしょうか?
これは、また違った話です。

つまり、A君のことが好きな自分と、嫌いな自分がいるのです。

物事は、ドンドン細分化することができます。しかし、その細分化したものの集合体が、その物なのです。

つまり、細分化すればするほど、様々な部分が見えてきます。しかし、普段はその細分化した全ての集合体を見ているのです。
科学の世界では、こうやって細分化し、それぞれの干渉を見極めることによって、解明していきますが、人間において、そんなことは必要ないのではないかと思います。

心理学的には、自分のことを4つに分けることができるそうです。
1つめは、自分も他者も知っている自分
2つめは、自分しか知らない自分
3つめは、他者しか知らない自分
4つめは、自分も他者も知らない自分

例えば、寝ているときに、いびきをかいていたとします。普通、いびきを自分がかくかどうかはわかりません。つまり、2です。しかし、一緒に寝た人から、「いびきかいてたよ」と言われれば、それは、1になるのです。

こうやって、ドンドン自分の事を知っていくのです。

さて、自分の事を知れば知るほど、自分の事がわからなくなると思います。それが細分化にあたります。
本当の自分って?とか思い始めるかもしれません。

自分だって、物事ですから、細分化すればするほど複雑になっていきます。

A君を好きな自分もいれば、嫌いな自分もいるわけです。はたして、自分はA君のことを好きなのか嫌いなのかわからなくなるでしょう。

しかし、そんなに気にする必要があるのでしょうか?人は、細分化した自分を見るのではなく、その集合体を見ています。自分から見た自分もそうです。
もっと、直感的に、自分を眺めれば良いのではないでしょうか?

意外と簡単な存在であるのかもしれません。

しかし、こういうことを悩むこと自体が、とても楽しい事でもあり、そして、生きていく上で大切なことになってくるのかもしれません。

以上、少し古い話ですが、以前、颯子さん、kajさんが書いておられたのを見て、書いてみました。
合わせて読んでみると、面白いのではと思います。
http://diarynote.jp/d/71129/20060527.html
http://diarynote.jp/d/54244/20060527.html

追加:kajさんからコメントを頂きました。
そちらも合わせて読んでみてください。

コメント

kaj
kaj
2006年6月11日23:52

...ご紹介いただく分には、ありがたいんですけども(^_^;)
あのぅ↑は、表書きはしていませんが、あくまで「颯子」さん様に用意したネタ書きでして...その、何と言うか「冗談」というか「悪フザケ」の一種なんですよm(__)m

一応、メッセージはお互いに交わして「ウケテ」いただだいてる様ではあったんですけどもネ♪

まぁ、何処からが出まかせなのかは...内緒、なんですけどもね...もし面白がっていただけるのでしたら、できれば、その「捻じ曲げられた」ポイントを探していただくと言うその一点のみにに頓着していただいた方が無難かと思うのですが...笑。

こころ
こころ
2006年6月12日1:07

ネタであれなんであれ、全体的に面白いことを書かれているなと思い、昨日今日の本文を書かせていただきました。

私は、kajさんのネタを読んで、こんな風に感じました。
と言う内容です。

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