私の世代は、日の丸、君が代が学校で問題になり始めた頃でした。

しかし、その頃から、理解できないのが、なぜ、君が代を歌うことが問題になるのか?と言う事です。

現実問題、現在の小中学校では、半分くらいの子ども達が、歌わないそうです。

おそらく、歌う人間も、歌わない人間も、自分がなぜ歌わないのか?なぜ歌うのか?を明確に説明できる人はいないと思います。
これは、大人も子どもも合わせてそうだと思います。

特に、たかが小学生が、自分がなぜ君が代を歌わないのか、理由を言えるわけがありません。

では、逆に、なぜ、国歌を歌う風習があるのでしょう?

その本当の意味は私にもわかりません。
しかし、私なりの解釈はあります。

まず、国歌とは、その国の歌です。つまり、その国を象徴するものです。

例えば、市町村や都道府県の木や花ってありますよね?これだってその市町村や都道府県を象徴するものです。
もっと言えば、例えば、観光地を象徴するものってありますよね。例えば、東京タワーはその1つと言えるでしょう。
つまり、国や、市町村、観光地など、形がないものを表現するために、その表現方法として、象徴的なものを準備し、それを代替品とするのです。

その代替品を大切にすることによって、形のない、具体的に大切にできないものを間接的に大切にするということになります。

と言うことは、皆で国家を歌うと言うことは、その国を大切に思うということであると共に、自分がその国の一員であるということの表れなのです。

4月27日の「人はなぜ生きていけるのか?」に書きましたが、私たち人間が生きていけるのは、国に守られているからです。

その守ってもらっている存在に対し、感謝し、大切に思う気持ちは、なくてはならない感情ではないでしょうか?

私は、国家を皆で歌うということには、このような意味があると思います。
ですから、私は、皆で国家を歌う機会があれば、歌います。それが、守ってもらっている存在に対しての礼儀だと思うからです。

コメント

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ヴァルハート
2006年5月24日22:22

なるほど、と思ったので、
ブックマークさせてもらいました。

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