サークル活動について考える
2006年5月18日 学校学生なので、たまには学生らしい話を。
私自身もサークルに所属しているのでよくわかるのですが、近年の学生のサークル離れは、深刻になっています。
年々、サークル人口は減少し、もはや昔ながらのサークル活動は困難になっています。
特に、伝統のあるサークルでは、それは、かなり深刻な問題です。
まず、なぜ、サークル離れが深刻であるかを考えたいと思います。
最近の学生は、まず、群れるのを嫌います。
以前は、寮や下宿などが主流だったのが、今は、アパートを借りて1人暮らしが主流です。それも、風呂トイレ共同なんてものも、ほぼ絶滅しました。
5〜8年くらい前は、それでも、風呂トイレ共同の部屋は、まだ、そこまで珍しい話ではありませんでした。
そして、我慢することを嫌います。
自分さえ良ければ良い、自分中心なのです。
そして、不景気のためか、バイトし、サークルに参加する暇がないという学生が多いのも現状です。
などなど、様々な要因が上げられます。
しかし、これらは、一般論であり、そして、サークル人口減少の入り口でしかありません。
私が、サークルを始めたのは、こういったサークル人口が減少し始めた頃です。その中で思うこと。それは、中にいるからこそ思うことであり、そして、ちょっと違った切り口で話を進めてみたいと思います。
まず、サークルなんてものは、大学において、必要なものではありません。
もちろん、学生生活を有意義にするためには、必要でしょう。
しかし、大学は学校であり、勉強するところです。講義に出席し、単位を取得し、卒業し学位を取得する場です。
その中で、もちろん人間関係も磨けるでしょう。
講義の中で不十分な部分はバイトで学ぶこともできるでしょう。バイトなら、労働の対価として、お金を得ることもできます。
サークルは、対価ももらえませんし、単位も取得できません。
完全な学生生活におけるオプションでしかありません。
今の時代、サークルでなければ学べないことは全くないでしょう。
その中で、サークルで活動するメリットは?
この問いに答えられる人はそう多くないと思います。
「そんなことない、私は答えられる」と言う人もいると思いますが、それは、本当に、サークルでなければ無理なことなんでしょうか?
もう一度考えてみてください。多分、私は、その言葉を否定できると思います。
さて、話を戻します。
では、サークルのメリットは?
はっきり言って、現在、一般的なサークルにメリットは無いと思います。
本来のサークル活動は、まず、人間関係を学べる場です。
先輩方から、しっかりした厳しい道徳を学び、そして、それを後輩に伝える。
そして、もう1つは、趣味に関してスキルアップを図ること。
例えば、写真部ならカメラについて、現像について、アングル、カット、その他専門的なことを学べるでしょう。
これらは、金銭が絡まないサークルという場だからこそ、金銭の絡むバイトとは違った形で、学ぶことができるでしょう。本来は、それがメリットだったはずです。
しかし、これら2点は、残念なことに、先輩方の貧弱化に伴い、後輩達に伝えることが困難になっているのが現状です。
先輩に威厳がなくなってきています。
理由は簡単です。
なず、天性のカリスマ性を持った人が減少している。
そして、サークル活動に、真剣に取り組んでいる人がほとんどいません。
前者は、それなりにしょうがない部分があるとしても、後者は、いただけません。
特に、スキルアップに関しては、真剣に取り組めば、スキルなんてものは、ある程度なら後からついてきます。
近年のサークル人口の減少は、こう言った、先輩方の不甲斐なさが拍車をかけているのは間違いありません。
続く
私自身もサークルに所属しているのでよくわかるのですが、近年の学生のサークル離れは、深刻になっています。
年々、サークル人口は減少し、もはや昔ながらのサークル活動は困難になっています。
特に、伝統のあるサークルでは、それは、かなり深刻な問題です。
まず、なぜ、サークル離れが深刻であるかを考えたいと思います。
最近の学生は、まず、群れるのを嫌います。
以前は、寮や下宿などが主流だったのが、今は、アパートを借りて1人暮らしが主流です。それも、風呂トイレ共同なんてものも、ほぼ絶滅しました。
5〜8年くらい前は、それでも、風呂トイレ共同の部屋は、まだ、そこまで珍しい話ではありませんでした。
そして、我慢することを嫌います。
自分さえ良ければ良い、自分中心なのです。
そして、不景気のためか、バイトし、サークルに参加する暇がないという学生が多いのも現状です。
などなど、様々な要因が上げられます。
しかし、これらは、一般論であり、そして、サークル人口減少の入り口でしかありません。
私が、サークルを始めたのは、こういったサークル人口が減少し始めた頃です。その中で思うこと。それは、中にいるからこそ思うことであり、そして、ちょっと違った切り口で話を進めてみたいと思います。
まず、サークルなんてものは、大学において、必要なものではありません。
もちろん、学生生活を有意義にするためには、必要でしょう。
しかし、大学は学校であり、勉強するところです。講義に出席し、単位を取得し、卒業し学位を取得する場です。
その中で、もちろん人間関係も磨けるでしょう。
講義の中で不十分な部分はバイトで学ぶこともできるでしょう。バイトなら、労働の対価として、お金を得ることもできます。
サークルは、対価ももらえませんし、単位も取得できません。
完全な学生生活におけるオプションでしかありません。
今の時代、サークルでなければ学べないことは全くないでしょう。
その中で、サークルで活動するメリットは?
この問いに答えられる人はそう多くないと思います。
「そんなことない、私は答えられる」と言う人もいると思いますが、それは、本当に、サークルでなければ無理なことなんでしょうか?
もう一度考えてみてください。多分、私は、その言葉を否定できると思います。
さて、話を戻します。
では、サークルのメリットは?
はっきり言って、現在、一般的なサークルにメリットは無いと思います。
本来のサークル活動は、まず、人間関係を学べる場です。
先輩方から、しっかりした厳しい道徳を学び、そして、それを後輩に伝える。
そして、もう1つは、趣味に関してスキルアップを図ること。
例えば、写真部ならカメラについて、現像について、アングル、カット、その他専門的なことを学べるでしょう。
これらは、金銭が絡まないサークルという場だからこそ、金銭の絡むバイトとは違った形で、学ぶことができるでしょう。本来は、それがメリットだったはずです。
しかし、これら2点は、残念なことに、先輩方の貧弱化に伴い、後輩達に伝えることが困難になっているのが現状です。
先輩に威厳がなくなってきています。
理由は簡単です。
なず、天性のカリスマ性を持った人が減少している。
そして、サークル活動に、真剣に取り組んでいる人がほとんどいません。
前者は、それなりにしょうがない部分があるとしても、後者は、いただけません。
特に、スキルアップに関しては、真剣に取り組めば、スキルなんてものは、ある程度なら後からついてきます。
近年のサークル人口の減少は、こう言った、先輩方の不甲斐なさが拍車をかけているのは間違いありません。
続く
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